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冷たいアイスより熱いお茶

熱中症を予防するには、体の熱が逃げやすい状態を作ることです。予防のために、体から熱を逃がしてやるだけでなく、体をわざとあたためて熱が外へつたわりやすい状態を作ることもあります。ここで大事なのは、「熱中症の予防のために体を温める」のは理にかなっていますが、いざ熱中症の症状が出始めたら、「とにかく体を冷やす」のが一番だということです。予防と、症状への対応はまるでちがうので、気をつけて下さい。 予防のためには、まず水分をしっかりと摂る事です。暑くなると、体から熱を逃がそうとして汗をかきます。そのため、どんどん水分を補給しないと、体の中があっというまに脱水症状になってしまい、熱に弱くなるだけでなく、汗も減ってきてしまいます。汗をかいていることに気付いたら、喉が乾いていなくても水やスポーツドリンクを取りましょう。アルコールはかえって体の脱水状態を引き起こしますので、避けるようにします。 空気の通りやすい、ゆったりとした服を着るのも熱中症の予防になります。何も着ていない方が涼しいのでは?と思う人もいるでしょうが、実は下着などを付けている方が体温が下がりやすくなります。繊維の中に空気がたくさん含まれているため、動くとそれだけ肌に空気がふれて、小さな風の流れができるのです。アラビアの砂漠の民などは、頭から布をかぶり、袖口の大きなゆったりとした長袖の服をまとっていたりしますよね。あれは、服を着ることによって肌の周囲に空気の流れを作り、体を冷やしているのです。 意外なことだと思いますが、熱いシャワーや、熱い飲み物も熱中症予防に効果があります。熱中症を防ぐには、体の熱をどんどん外へ逃がしていくことです。熱いシャワーを浴びたり、熱い飲み物で体温が上がると、その分だけ外気に熱が逃げやすくなります。ただし、外気温が体温と同じか、それより高くなっている時には逆効果になります。水風呂、冷たいシャワー、冷たい飲み物は体を一瞬冷やしますが、その後で冷えた体を温めようとする反応が起こるので、体の中に余分な熱を作り出してしまいます。冷たいシャワーを浴びてしばらくたつと肌がほてってきた経験がありませんか?冷えた体を温めようとして、そういう反応が起きるのです。 熱中症にかかったらとにかく体を冷やしますが、予防の段階では、むやみと冷やさず、あたためておく方が有効なのです。同時に、そうして生じた体の熱を効率よく外部へ移すために、冷たいタオルを首の後ろに当てたりするのは有効です。氷をくるんだタオルなどは、首の後ろや脇の下に当てると効率よく体の熱を取ることができます。太い血管が皮膚近くにある場所なので、タオルを当てることで血管に流れる血を冷やすことができるのです。

こちらの事例を見て、少し心強くなりました。

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